共通の趣味の”ダイビング”を通して出会われたおふたり。
おふたりらしさを象徴するような空間なら、
結婚式当日も自然体でいられるはず。
という想いで、ビーチハウスでのパーティーを
イメージして空間づくりを行いました。
おふたりのメイン席のバックボードにはオリジナルモチーフをポイントに、
ダイビングで海から上がって機材を乾かすための”干場”に見立てて、
おふたり愛用のウエットを飾りつけ。
また天井からは裸電飾とタッセルをぶら下げ、
今まさに海から上がり、仲間とのわいわい騒がしい語らいの時間が始まった様な、
高揚感高まるビーチハウスの雰囲気を表現しました。
また、海だけではなく山にも登るお二人だったので、
パーティ会場と別室に、
山の写真や、愛用グッズを、前日おふたり自身で飾り付けて頂きました。
出来上がったお部屋は、まるで秘密基地のような“テントギャラリー”に。
結婚式スタート前から、ゲストを非日常の世界へお誘いするのと同時に、
おふたりの事をより知っていただいたり、お互いを紹介できるスペースになり、
会社の上司の皆様は、おふたりがプライベートではこんなにアクティブだとはご存知無かった様で、当日ご覧になりながらとても驚いていらっしゃいました。
そして、“感謝の気持ち=Grateful Feelings”と題したギフトツリーには、
カラフルな金平糖を詰めた電球型の小瓶をウッドクリップでつりさげてデコレーション。
ひとつづつ取りながら、感謝の気持ちを込めてパーティー後に手渡ししました。
ご友人の中には、自分で取りたい!と自ら収穫を希望されるお客様もいらっしゃり、
単なる装飾としてではなく、ゲストとの楽しい時間を創り出すキーアイテムとして、
活用させることができました。
他にも、ダイビングモチーフのウエディングケーキ入刀や、
サンドアートと貝殻で承認いただいた報告人前式など。
また、お色直しの和ドレスは、ご自身の「お振袖」を加工せず、
そのままドレスの上に着付けて頂いたもので。
ご両親やご親戚の皆様もとても嬉しそうに、
懐かしそうにご覧になっていらっしゃいました。
ひとつひとつの演出に、おふたりだからこその意味と想いを乗せた結婚式。
既存の結婚式の概念から自由になって、
空間と時間をおふたりならではの空間に変えた1日となりました。
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